七夕の短冊に「むしがぼくのことをすきになってくれますように」と書くほど、大の虫好きな息子(3歳)。そのせいか、「はらぺこあおむし」の絵本や歌も大好きで、毛虫を見ようがヤスデを見ようが「あおむし!」とさけぶのが日常になっています。

そんなある日のこと、庭であそぶ息子がいつものごとく「あおむし!」とさけんだので、また毛虫かなんかだろうと見に行くと、そこにはほんまにリッパなあおむしが!

それがこれ↓

蛾ではなく蝶だとわかったので、羽化を観察するのも勉強になるかと思い、100均で虫かごを買ってきて飼っていました。


すると、その日の夜にはじっとし始め、数日後にはサナギに。

「まだかなーまだかなー」と家族4人、蝶になるのを1週間ほど今か今かと待っていましたが、昼間、僕が1人で家にいるときに羽化しているのを発見。しかし、どうやら羽化に失敗したらしく、羽が折れ曲がったまま固まってしまっていました。


こうなるともう伸ばすことはできないらしく、外に放しても飛べずに死んでしまうなと思い、そのまま家で飼うことに。ネットで調べながら蜜をあげてみました。文字での記述ばかりだったので、写真をあげておきます。(写真はもう5回目くらいのもの)

①ハチミツを水で溶く
小皿にハチミツを入れて水で溶きます。砂糖やポカリみたいなものでもいいそうです。ふつうなら蝶は花の蜜を飲んでるだろうと思い、ウチではハチミツにしました。

②ティッシュにしみこませる
ガーゼや脱脂綿、布とかだと足がからまってしまうらしいので、ティッシュがいいそうです。

③蝶をカゴから出し小皿へ
羽を持ってカゴから出し、小皿のうえのティッシュにつかまらせます。…とカンタンに書いてますが、蝶をさわるのなんて何十年ぶりで、はじめはコワゴワでした笑

④つまようじで蝶の口をのばす
くるくるーっと巻いてる蝶の口の輪の中につまようじを入れて、蜜へ向かってくるくるーっとのばします。この口、吸収管とか口吻(こうふん)とかって言うそうですよ。

⑤1分ほどあげておしまい
口の先を蜜につけてあげると、自分で探るように飲み始めます。初めてやったときはすごく抵抗して何度もくるくるーっとやりましたが、5回目ともなるともう覚えているのか、1回目ですんなり飲んでくれました。1分ほどあげるともう興味を示さなくなるので、カゴに戻します。

何度も蜜をあげていると愛着が湧いてくるから不思議です。こどもたちも朝起きるとまず、蝶にあいさつしています。

ほんまは羽化に成功して野に放してあげられるのがベストですが、もし失敗していたら試してみてください。

ほんなら、また。

松田広宣
コピーライター
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