先日、Facebookのタイムラインに流れてきて衝撃を受けました。こんなにも潔く、買う人の気持ちをわしづかみにする名前をつけるとは。嫉妬もんです。

それは、石川パーキングエリア限定で売られているお土産。過去にも話題になっているようなので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

それが、こちら。




絶対買うやん!笑

悩みますよね、お土産。あれ、何人おったっけ…とか、日持ちするかな…とか、これはさすがにベタかなぁ…とかとか。

そんな悩みを一蹴する、ウケ狙いに振り切ったネーミング。すばらしすぎる…よく企画会議で通りましたよね。でも、ゆるいイラストとか、売りを付箋(ふせん)風のデザインで配置するとか、ブレずにやりきってるので、きっと作った人たちも楽しみながら作っただろうなということが感じられて、いろいろいいです。

おもろい!で終わりそうになりましたが、ネーミングを考える機会もあるので「なぜ惹かれるのか」を考えてみます。

■ポイント1    用途をしぼる

広告を出すとき。事業展開をするとき。ともすると全方位のものを考えがちです。ターゲットをしぼることは、その他のターゲットを捨てることになるので、こわいですよね。でも、しぼって振り切れば、むしろ売上が上がるという好例ですね。

ターゲット:若手〜中堅の社会人
用途:会社へのお土産(出張・旅行)

それ以外の用途は捨てたからこそ、ターゲットに刺さる表現になってるんですね。

■ポイント2   本音のコミュニケーション

これが最大のポイントですが(ポイント2個しかないのに最大とか言ってる)、何より「本音のコミュニケーション」をしたことが良かったのではないでしょうか。お土産の定番といえば、「◯◯にいってきました」。あれもユーザーの気持ちを代弁してはいるものの、あくまで建前ですよね。「お土産買ってきました。よかったら食べてください」とは言うものの、買うときは「これでいいや」と思って買っている。その本当のところを先回りしてすくってあげると、「そうきたか!」「やられた!笑」となる、というわけですね。

人をダメにするソファ
https://iemo.jp/33791

ひきこもりたくなるソファ
https://matome.naver.jp/odai/2143349751064189501

なんかも、そのあたりをうまくつかんだからこそ、話題になったのではないでしょうか。

ターゲットをしぼって、本音のコミュニケーションをする。
ネーミングに限らずキャッチコピーなどにも使えるので参考にされてみては。

ほんなら、また。

松田広宣
コピーライター
OKa-Bizビジネスコーディネーター

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