securedownload


今朝の新聞より。
この記事読んでて、なんかめちゃくちゃ
違和感があったので書こうと思いました。
みなさん、どう思われますか。
以下、記事抜粋です。


自殺者が出たことによる経済的な損失額が
2015年で推計4600億円に上ることが23日、厚生労働省研究班の調査でわかった。

~中略~

研究班は人口動態統計自殺者数などに基づき、
自殺せず正社員として働いていれば得られたはずの生涯所得を推計し、
経済的損失額を試算した。

~中略~

研究班の自殺総合対策推進センターの本橋豊センター長は、
「都道府県ごとの損失を数字で示すことで、
自殺対策の必要性を再認識してほしい」と話した。


…だそうです。

要は「自殺者が出たら経済的に
損するから対策してね」
ってことですよね。
おかしくないですか、このロジック。
シンプルに、命と金を天秤にかけているんですよね。

一指標に過ぎないのかもしれません。
これまでどんな対策を打ってきても響かず、
苦肉の策としてやってるのかもしれません。

でも、今まさに自殺が頭によぎっているような人が、
自殺によって大切な人を失った人が、
この記事を読んだら、どう思うか。
あまりにも想像力がないと思いませんか。

新聞社や記者さんを責めようというんじゃないんです。
ただ、国が血税をつかってこんな調査をして、
「損するから自殺対策してね」って各自治体に言ってる。
その事実が、もはや悲しいじゃないですか。。。

そこには、「個人」がいない。
自殺者が2万人。「まだまだ多い」なんて語られますが、
当の本人にとっては自分が、
大切な人を失った人にとっては、その1人がすべてです。

多いも少ないもない。
「自殺せずに正社員として
働いていれば稼げていたお金」
なんて、どうでもいい
んです。

今まさに自殺しようとしてる人に、
「今死んだら〇〇〇万円損するで」って言って
なんの意味があるんですか。

本当に調査し、メスを入れるべきは、
なぜ自殺するに至ったかという原因のほう。

自殺対策が即、経済対策になってしまう国より、
悩める人、遺された家族に寄り添い、
「こんなにつらい思いをする人を一刻も早くなくしたい」と原因を究明し、
解決に努める国のほうがいい。

きれいごとでしょうか。
これがきれいごとになってしまうなら、
そんな世相こそが自殺が減らない原因なんじゃないでしょうか。

あなたは、どう思われますか。

ほんなら、また。

松田広宣
コピーライター
OKa-Bizビジネスコーディネーター

■twitter
松田広宣 https://twitter.com/hirocopy
ARAWAS https://twitter.com/ARAWAS_official

※当ブログの内容は個人の見解であり、所属する団体とは関係がありません。