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「本は読むよりも買うほうが得意」と
カミングアウトしながら、
なぜこんな夜中にこれを書いているのか。

それは、書くことが読むことの
モチベーションになるのでは?と
思ったから。

アウトプットは、最大のインプット。
読んで得た感動や知識を共有しつつ、
自分にも定着させることができるではないか!
と気づいたからです。

うそです。
ただの瞬間風速のマイブームです。

…と、今や普通に「マイブーム」という
言葉を使っていますが、この言葉を
考えた人こそ、「みうらじゅん」さんなんです。

(むりやり)

この本を手に取ったきっかけは、
OKa-BizのITアドバイザー・ミズノさんが
薦めてくれたから。

「みうらじゅんはねー、
不安になったときはこう叫ぶんだって。
『不安タスティック!!!!』」

おぉぉ…そうなんですか。

「あとねー、
sinceにハマってるんだって。
街なかでよくsince1972とかって
書いてあるじゃん」

おぉぉ…それに「ハマる」とは
どういうことやろ。。。

なんかこう、明確に
こうだから読みたい!というものは
なかったのですが、
ミズノさんの話や
みうらじゅんさんから漂う自由な、
そして人生を前向きにとらえてそうな感じに
惹かれて購入してみました。

読んでみて、個人的に衝撃だったことが2つ。


1、みうらじゅんさんはイラストレーターである。
これ、みんな知ってましたか?
タモリ倶楽部に出てるなんとなくゆるい人、
くらいの印象しかなかったのですが、
もともとは、というか今でもイラストレーターなんですね。
本のなかに作品が出てくるのですが、
ゆるいものから写実的なものまで自在に描かれる、
正真正銘のイラストレーター。
ただ、仏像に詳しかったり
それこそ「ゆるキャラ」の名づけ親だったり。
何屋かわからなくなってるのはありますよね。
「みうらじゅんさんがイラストレーターである」は衝撃。
でも、自分的には2つめの事実のほうが衝撃でした。


2、みうらじゅんさんの師匠は、糸井重里さんである。
!!!!まさかの接点!!!
糸井重里さんは言うまでもなく、
日本を代表するコピーライター。
最近、「ほぼ日」という会社を
上場させたことでと話題になりました。
尊敬する、憧れのコピーライターの一人です。

その糸井さんとみうらじゅんさんが繋がっていたとは。
完全にノーマークでした。
みうらじゅんさんが糸井さんに、
どんなテーマで漫画を描けばいいか
相談していた様子が記されています。

でも、あらためて考えるとお二方とも、
「自分がいいと思うものを
仕事にしている」気がします。

みうらじゅんさんはご自身のことを
「一人電通」と形容されていますが、
「これ面白い!」と思ったことを
いろんな雑誌の連載で自分で取り上げて
あたかも流行っているように見せかけて
実際に流行らせていくそのプロセスは、まさにそれ。

いや、みうらじゅんだからできるんでしょ、
と思われるかもしれませんが、
あながちそうでもないような気がします。

とにかく、熱量がすごいんです。
たとえば本文中で紹介されている、
「アウトドア般若心経」。

278文字からなる般若心経を、一文字一文字、街の看板などを撮影し、(ご本人いわく、これが本当の「写経」)その写真だけでお経を完成させたそう

結果、それが本として出版されて、
タモリ倶楽部では本物の僧侶によって
読経されるという「仕事」になっています。

ここでも「みうらじゅんだからでしょ」が
聞こえてきそうですが、
みうらじゅんさんがしていることだとて、
勝手に火がつくわけじゃない。

めちゃくちゃ接待もするし、雑誌なら編集者、
テレビならディレクターさんの立場を考えて
相手のメリットになるように売り込んでいく。
自分で商品をつくり、自分で営業もする。

この熱量はみうらじゅんさんであることを
差っ引いても、ものすごいですよね。

今でこそYoutuberとかが
「好きなことで生きていく」みたいなことをしていますが、
みうらじゅんさんはもう何十年も前からそれを体現。

この本には、
これからの働き方のヒントが詰まっている
と思います。

好きなことを仕事にしていきたいなぁ
という方は、ぜひ手に取ってみてください。

ほんなら、また。



※『ない仕事の作り方』みうらじゅん(著)

松田広宣
コピーライター
OKa-Bizビジネスコーディネーター

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